


フランス料理とワイン。今さら言うまでもないベストカップルですが、料理が幅広くアレンジされているように、ワインも「肉には赤」「魚には白」が当たり前ではなく、自分の好みで自由に楽しむ方が増えてきました。それでもワインリストを見ると、やっぱり迷ってしまう……という時に心強いのが、ソムリエからのアドバイスです。
「アンブローシア」では、料理におすすめのワインをソムリエがセレクトしています。今月のディナーは、一足先に秋を感じられるシックで重厚なコースに仕上がりました。その料理を、より一層引き立てるワインをご紹介します。

「根室産カスベのホホ肉とタラバガニのエフィロッシェ」は、まるで蟹がハサミを持ち上げているかのように立体的に仕上げたフリット。カレー風味のソースが食欲を刺激します。このソースに合わせたいワインがドイツ国境に近いアルザス地方の「ゲヴェルツトラミネール」。「ゲヴェルツ」とは「スパイス」という意味で、スパイシーな料理に合う白ワインです。
見た目も楽しい魚の形のパイ包み「九州産キンメ鯛 野付産ホタテ貝のパイ包み ショロンソース」には、白ワインの聖地とも言われているブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌの「ピュリニー・モンラッシェ」や「ムルソー」がおすすめ。シャルドネ品種を使ったワインは、ショロンソースに負けない力強さと上品さが特徴です。

メインの「バルバリー産カモ胸肉のエギュイエット」は、しっかりとした赤ワインで。ここは、カモ料理と言えばこれ! というほど相性抜群のブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌの「コルトン・グラン・クリュ」。ピノ・ノワール品種の繊細な果実の香りがカモの野性的な味わいをふくらまし、一口ごとに奥行きが深まります。また、この定番の組み合わせではなく、ちょっと冒険してみたい……という時には、近年丁寧なワインづくりで価値を高めているボルドー地方マルゴーの「シャトー・ラベゴルス」や、300年もの歴史を持つボルドー地方グラーブの「シャトー・フューザル」はいかがでしょう。
「アンブローシア」では、グラスで気軽に楽しめるワインもご用意しています。料理を味わう時には、ぜひソムリエおすすめのワインでお楽しみください。