

12月のディナーは「ムニュ・ド・エスプリ」。古典的な仏料理を基本に、シェフのオリジナリティとエスプリがあちこちに込められたハイクラスなコースです。窓の向こうには冬の夜景。さぁ、舞台は整いました。
「いらっしゃいませ」。スタッフの出迎えの言葉を合図に、主役=あなたの登場です。シャンパンの乾杯で、聖夜のバイプレイヤーたちの登場を待ちましょう。
フランス料理では抜群の相性とされている海老と鶏肉を使った前菜から、おいしい物語は始まります。海老の旨味が凝縮したジュレが口の中で溶け、エストラゴンの香りも広がります。サルティンボッカは、本来は肉を使いますが、今回はアンコウを生ハムで巻いてメダイヨン(メダル)に仕上げました。粒マスタードのソースがピリッと刺激的です。
魚料理は、カレイの中でも希少な松川ガレイをポワレ。コンソメと魚出汁のエミリッションソースが、下に敷いた青さ海苔と塩昆布風味の焼リゾットとカレイを一つにまとめ、一層おいしさを引き立てます。
メイン料理は、道産牛フィレ肉とフォアグラです。牛肉とフォアグラは、ぜひ一緒に味わってみてください。ローストした札幌黄玉葱の甘さもアクセントに効いています。付け合わせには、彩りもきれいな根菜を添えました。
クライマックスを盛り上げるのは、スタッフが目の前で仕上げる幻想の炎のデザート。冬イチゴをフランベするパフォーマンスに、歓声があがることでしょう。


2008年も残りわずかです。今宵のディナーが、今年の想い出に深く刻まれますように。そして、「もう一度行ってみたい」「また食べてみたい」と思っていただけますように。

