

2009年の「みやま」は、新春らしいお祝い会席ではじまります。
雅な貝の器に盛り付けた「祝肴」は、菜の花辛子和え、数の子、糸はな。ツンとした辛子と細く削った糸はなが、菜の花の風味を引き立て、数の子のパリパリした食感が口の中ではじけます。
「椀盛り」は、新春の花、梅をあしらいました。帆立貝しんじょうの上に乗った「神馬草」は別名馬のしっぽとも言われる海藻で、その昔、神様とその馬が食べて、とても元気になったのでこの名がついたと言われています。その伝説にあやかり、身がしゃんとするようなすっきりした椀に仕上げました。
「造里」は旬のもので。
お正月らしくめでたい「鯛」を飾っています。
「焼物八寸」は、見た目の華やかさもご堪能ください。ヤーコンのしゃきしゃき感が楽しめる木の芽和え、甘鯛生野菜のせ、胡麻の香りがいっぱいに広がる白胡麻豆腐、海老しんじょう、そして黒豆ゼリーでまとめました。彩りの美しさに、食べてしまうのがもったいないくらいです。
「主菜」は、馬鈴薯饅頭、牛肉柔らか煮射込み、さらし葱、美味餡です。ふんわりした馬鈴薯饅頭の中に、甘辛く煮た牛肉がたっぷり。さらし葱と一緒に食べると、饅頭のふんわり感と葱のしゃきしゃき感が絶妙に調和します。お好みで黒七味でアクセントをつけると、またひと味違った味わいが生まれます。
「進肴」は、蟹奉書巻、蛇腹胡瓜。土佐酢でさっぱりといただきます。
「食事」は、床節御飯。お米の一粒一粒に床節の風味が染みこんだ、おいしい御飯に仕上がりました。
そして、季節の果物を盛り合わせたデザートで、祝いの会席は幕を閉じます。

年始のごあいさつで、遠方からいらしたお客様のおもてなしや、今年もよろしく! という思いを込めて大切な方々と、または、ゆっくりご家族で、新春の「みやま」へいらっしゃいませんか? 今年も、料理長をはじめスタッフ一同、「もう一度、『みやま』へ行きたい」「また、ここで食べたいね」と思っていただけるよう、心を込めておいしい料理をお届けいたします。