

京王プラザホテル札幌は、5月で開業28周年を迎える。そこで、日頃ご愛顧いただいているお客様へ心からの感謝の気持ちを込めて、今年も5月17日(月)に「北海道味わい紀行」を開催する。今回で3回目となるこのイベントは、プラザのシェフが道内各地へ散らばり、北海道のおいしい食材を自ら探し、さまざまな調理方法で提供するというものだ。珍しい食材、旬の食材が楽しめるのはもちろん、プラザの「味」を支えている総料理長 丸山時能をはじめとするシェフたちの「腕」の見せ所でもある。

今年の目玉の一つが由仁町〈ファームアイランドのサフォーク〉だ。サフォーク種とはイギリスが原産の羊で、きめの細かい柔らかさとジューシーで風味の良い肉質が特徴。今回、豊かな自然に囲まれた由仁町の静かな山間部で、一切の妥協を許さずに安全・安心にこだわって生産された、まさに究極のサフォークがイベントのメニューにラインナップされる。
「ファームアイランドのサフォークは放牧と、干草と穀物を主とした自家製の配合飼料、そして羊達にストレスの無い環境に気を配り育てられているので、羊肉に多い臭みがありません。また、赤身の中の上質なサシが多く、脂の融点も低いので、とても柔らかくジューシーでおいしい肉質です。これはぜひ召し上がっていただきたい逸品です。」と話してくれたのは、今回食材探しで道内を駆け回った調理部長の高橋和彦だ。

「ほかにも根室からは一匹づつ釣り上げられた、脂ののった〈きんき〉を、積丹からは冷たい海で育ち、旨みをその体にギュッと凝縮した〈蝦夷鮑〉を取り寄せます。さらに今回は、苫前町の港で早朝に水揚げされた新鮮な〈甘海老〉を特別な手段で直送。活きの良い海老の殻はとても剥きづらく大変な作業ですが、調理場総動員で下ごしらえします。プリップリの食感を楽しんでいただけると思いますよ。」(高橋談)。
また、総料理長の丸山は「道産の食材は、肉、魚介、農産物のどれをとっても元がしっかりしているから、無駄な手をかけない方がいい。生産者たちのこだわりもあるのだから、育った個性を消してしまってはいけない。逆においしいものをもっとおいしく!という方向を目指さないと」と道産食材に対する思いを語ってくれた。
イベントでは、シェフたちが目の前で調理をするライブ実演の他、カメラを入れてその模様を中継するなど、食べる以外にもお楽しみがいっぱいだ。もはや恒例となったこの体感型のフードイベントで、新しい道産ブランド食材を発見すると同時に、シェフ達がお客様への感謝の気持ちを込めて腕を振るうバラエティ豊かな料理の「おいしさ」をゆっくりと楽しんでいただきたい。