先輩たちへのインタビュー

 「メインバー クロスヴォールト」でバーテンダーをしています。きちんとセットされた髪型、磨き上げられた靴
美しい所作、おいしいカクテル...お客様がバーテンダーにもつイメージはとてもハードルが高いものなので、そ
のご期待に応えられるよう細かな点にも気をつけています。お客様のお名前と顔にはじまり、カクテルのレシピやお
酒の種類など覚えることも多く、大変な職場ではありますが、毎日色々な方とお会いできるのがとても楽しみです。
同世代の方から年輩の方、外国人の方、札幌の方、東京の方...最初の頃は、お客様とどのようにお話していいの
かわからず戸惑いましたが、今では会話が弾むこともあり、毎日多くの刺激をうけています。

 学生時代からホテルやレストランなどのサービス業の仕事に就きたいと考えていました。高校の担任の先生に
当社を紹介していただいたのが入社のきっかけです。
 入社して最初に配属されたのは、宴会サービスや各レストランなどにサービススタッフとして派遣される総合
サービスという部署でした。宴会場の種類や宴会でのサービスに加え、各レストランのメニューなど覚えること
がたくさんあって大変でしたが、様々な環境で働くことができたので、多くのことを学んだ時間でもあります。
 主に働いていた場所は宴会場で、他にグラスシーズンズの朝食ブッフェやランチブッフェ、和風居酒屋のあき
ず、フレンチレストランのアンブローシアでも勉強させていただきました。同じホテル内ですが、お料理やサー
ビスの内容はもちろん、働いているスタッフや雰囲気も全く違います。とくに、本格フレンチのサービスを勉強
できたことは、バーテンダーとして美しい所作が求められる私にとって大きな糧となりました。

 バーテンダーとなり、最初に驚いたのは勤務時間。頭では理解していましたが、いざ夜中に働くとなると自分
の時間とのやりくりに苦労したことを覚えています。今ではすっかり慣れてしまい、プライベートと両立ができ
ています。 
 そして、もうひとつ苦労したのはお客様との会話です。人とお話することが大好きで接客業についたので、お
客様とお話しすることに抵抗はないのですが、多くの経験を積まれているお客様と「ホテルのバー」という特殊
な空間で、どのようなお話をしていいものかわからず悩みました。お客様から名前を覚えていただいたり、話し
かけていただいたりしていく中で、少しずつ自然に振舞えるようになってきたと思います。お客様に育てていた
だきながら、やっと5年目を迎えたなという感じですね。

 これまで、レストランや宴会場などの料飲サービスを中心に経験を積み、ようやく自分のサービスに自信を持てる
ようになってきました。これからは、料飲だけでなく宿泊サービスや事務など様々な部署を経験しながら、色々なも
のを吸収していきたいと思います。これまでの経験がそうだったように、将来の自分の糧となると思います。

 ホテルは多様な人々が、様々な時間に、各々の仕事を協力してこなすことで成り立つ一つの街のような場所です。
皆さんが想像している以上に、多くのスタッフが働き、多くのお客様がいらっしゃいます。そして、眠らない街でも
あります。フロントやロビーの夜勤者もいれば、午後に出勤する私のようなバーテンダー、早朝に出勤して朝食を準
備するレストランスタッフもいます。仕事も、ウェイターやコンシェルジュ、調理、セールスマン、事務...と様
々です。
 ホテルでは、お食事や滞在を楽しみにいらっしゃるお客様との出会いもそうですが、個性あふれるスタッフや自分
とは違う価値観、色々な仕事との出会いも待っています。
 接客業に興味のある方は、ぜひホテルを選択肢の一つに加えてみてください。皆さんと共に、仕事ができることを
楽しみにしています!