デコレーターシェフ 村上
京王プラザホテル札幌には、専任のデコレーターシェフが在籍。
館内やレストランの装飾や宴会場での氷彫刻などを手がけ、
季節感とサプライズあふれるディスプレイでお客様をお迎えしています。
デコレーターシェフ 村上 俊二の手から紡ぎだされる、
生き生きとした動物たちや植物、美しい造形は
ホテルでのひとときをより一層楽しいものにしてくれます。
開催場所 | ■館内装飾・レストラン アイスデコレーションやキャンディデコレーション、フルーツカービングなど、ご宴席に彩りを添える、華やかなデコレーションを担当いたします。 |
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ご紹介 | 京王プラザホテル札幌 デコレーターシェフ 村上 俊二 京王プラザホテル(新宿)、パークハイアット東京、ホテルオークラ東京を経て2014年に京王プラザホテル札幌に着任。氷彫刻、キャンディアートのほかフルーツ等の食材を彫るカービングや、インテリア雑貨制作も得意とし、季節感とサプライズあふれるディスプレイでお客様をお迎えしています。 現在ではホテル勤務の傍ら、地域社会への技術奉仕活動、まちづくり、公的機関での現場交流、出張サービスへの取り組みにも技術を展開中です。 |
受賞歴 | ■2007年 9月 第41回 ル・テタンジェ国際料理賞コンクール・ジャポン2007 (東京) ファイナリスト第3位 (LE TAITTINGER PRIX CULINAIRE INTERNATIONAL JAPON 2007) ■2008年 8月 第4回 エスコフィエ・フランス料理コンクール(東京) ファイナリスト第4位 (CONCOURS CURINAIRE ESCOFFIER du JAPON 2008) ■2010年 2月 2010年氷彫刻世界大会(旭川) 第2位 北海道知事賞/ 優秀賞 (2010 WORLD ICE SCULPTURE COMPETITION) ■2015年 11月 国際氷彫刻大会(ハワイ) 第1位 優勝 (INTERNATIONAL ICE SCULPTING EXHIBITION&COMPETITION) その他受賞歴多数 |
匠の技1:氷彫刻
寒い北海道ならではの儚い氷の彫刻。均一なブロックを組み合わせた氷の塊から、様々な道具を駆使して、形を切り出していきます。大きな作品ではチェーンソー、繊細な作業には小さなナイフも使用します。仕上げは、なんとガスバーナーの炎。細かな傷が溶け、透明感がでるそう。
匠の技2:シュガークラフト
砂糖を原料につくられる、長期保存が可能なアート作品。なかでも、村上は生き物を表現するのが得意。砂糖から生み出される小鳥のシマエナガやエゾリスなど可愛らしい作品はホテル従業員にも大人気。生き生きとした動物たちの表情やしぐさにご注目ください。
匠の技3:キャンディアート
温めてやわらかくなった飴が冷めるまでの、短い時間の中で生み出される飴細工。伸ばしたり、膨らませたり、ねじったり…繊細な作業は、村上の腕のみせどころ。やわらかい飴の特徴を活かした技で自由自在に「形」が生みだされていきます。
匠の技4:フルーツカービング
生のフルーツや、ハロウィンのカボチャなどにナイフで施される彫刻作品。フルーツやカボチャひとつひとつが持つ、色や形などの個性からインスピレーションを得ています。とくに、ハロウィンの「ジャック・オー・ランタン」は農園まで、カボチャの収穫に出向き、制作のイメージをふくらませるこだわりよう。カボチャやフルーツに、少しずつ表情が生まれていく制作過程にも見ごたえがあります。
匠の技5:アップサイクルオブジェ
館内のシマエナガをはじめとする小動物のオブジェは、ホテルの食材運搬等で使用された発砲スチロールを再利用しています。また、リース・スワッグに使用している松ぼっくりやドライフラワーはできる限り北海道産にこだわり、シェフ自らが採取した物をメインに、着色・加工を施しています。
廃材に新たな価値を与え、長期保存可能なアート作品に産まれかわる「アップサイクル」というSDGsアクション。地球環境に配慮されたサスティナブルな装飾に北海道の魅力を感じていただければ幸いです。
ご宴席のテーブルを賑やかに彩るオブジェとしてもご利用いただけます。